かきまる君

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かきまる君

小田急線柿生駅〜新百合ヶ丘駅間を流れる麻生川沿いには約1kmにわたって桜並木が続いています。

毎年3月末〜4月頭の桜の季節に合わせて開催される「麻生川桜まつり」、今年は3月29日に開催されました。

今年の目玉はなんといっても、上の写真に写っている麻生区のゆるキャラ「かきまる君」のデビュー♪

音楽イベントなどが行われていた特設ステージと桜並木沿いの露店の並ぶエリアを行ったり来たりw子供達に大人気で一緒に写真を撮っていました。これから地域のイベントで引っ張りだこ間違い無し!楽しみですね〜♪

 

桜まつりの会場の様子などは別途「麻生.tv MCブログ」でご紹介してますので、そちらをご覧下さい。こちらのブログではスタッフとして参加して感じたことを書こうと思います。

当日、私が担当したのが、子供向けのワークショップで自分の手を使って作る桜の木のペーパークラフトです。完成品はこんな感じ↓↓↓

桜クラフト完成

自分の手の形を画用紙になぞって、切り抜いた物を幹に見立てて桜の木を作ってもらいました。これとかきまる君の福笑い&塗り絵を選んでもらって子供達に他のしんでもらったんですが、こういうのってマニュアルないなと本当に実感しました。

はさみが使える子・使えない子、名前を書ける子・書けない子、時間がかかっても最後までやりたい子とある程度で飽きてしまってあとは家でやる子、子供一人一人が出来る事とやりたい事が違います。子供だから難しくて伝わらないかなと思って、お母さんに聞いて決めちゃうと、嫌な子もいます。自分で決めたいもんねと思いつつ。ある程度手順は想定してのぞみましたが、来てくれた子の出来ることに合わせて、その子の意思を尊重して楽しんでもらう、当たり前のことが大切でした。

塗り絵のほうが特にそうだったんですが、見本が置いてある、ある程度パーツが用意してあるクラフトでも完成したものは一つ一つ全く違うものができます。見本通りの色を忠実に塗る子、色鉛筆を全種類使ってカラフルに仕上げる子、一色の色鉛筆で全部同じ色で塗る子、みんな個性があって楽しかったです。正解はないし、笑顔で嬉しそうにぶら下げて帰ってくれたら、それでOKです。家にもって帰ってお父さんに「作ったよ〜」とか見せるのかなと想像するとこちらも嬉しくなりましたw

この桜のクラフトは書いていい子には日付も入れさせてもらいました。もし毎年ワークショップができれば、一年一年段々大きくなっていく手が成長記録としても使ってもらえると思って。

ワークショップで楽しんでくれている子、かきまる君と一緒に写真を撮って笑っている子、こういう等身大の笑顔に触れることのできるイベントは大好きです。少子化問題・待機児童の増加、高齢化社会・原発問題、難しい問題は議論がつきません。来てくれたみんなを楽しませるイベントに携わっている立場として、等身大の声を吸い上げて聞くこともやらなければいけないなと皆の笑顔を見ながら感じました。自分に出来ること、自分しか出来ないことをこつこつと一歩づつ。